我が子が「ダウン症」と診断されたあなたへ

BY お母さんA

①まずは自分の中で複雑に絡み合った感情を、主治医の先生や看護師さん、家族の方に、そのままオープンにしましょう‥あなたは親である前に、ひとりの人間なのです。

②自分が大切だと思っている人たちから順番に、出来るだけ沢山の人に、子供のことや自分の思いをそのままに伝えましょう‥いやな意見が返ってきたら、その人とのその後の関係を自分で考えればいいだけのこと‥選んでいいのです。

③沢山のことを調べたくなりますが、あまり情報量が多くなっても前進するには効果的ではないので、自分とわが子の体調管理をしっかりと行い、貴重な日々の成長に目をむけ、とにかくその時間を大切に慈しみましょう‥ひとりっきりで調べて、ひとりっきりで考えても、いいことはひとつもありません。

家族一丸となって家族が家族らしく手を取り合うことが大切です‥一緒に泣いたり悩んだり心配したり不安がったり‥生身の人間同士、素直に思いを語り、お互いを思いやり、自分たちを大切にしましょう。

⑤人生は、マニュアルどおりになんて行かなくて、教科書どおりになんて行かない‥玉手箱を開けて、かわいい赤ちゃんとめぐり合えたことに、まずは感謝しましょう。

⑥忙しく過ぎていく日々のなかで、少しだけ落ち着きを取り戻せたら、地域の保健師さんに連絡をとって訪問していただくことも大切です‥保健師さんにさまざまなアドバイスをいただくとともに、地域の親の会を紹介してもらって連絡をとりましょう‥同じ境遇の人との出会いはインターネットなどで得られる以上の情報の共有ができますし、お互いの心のケアのためにも重要です。

※インターネットは便利だけれど、すべて正解ではないです。何が正解かわからないなら、自分の心のケアのためにも、都合のいいものを選り好みしてOK。得る情報や話す相手なども、すべて都合のいいものだけを信じたり選んだりする方がいいと思います‥ただし、医療的な事や体調の管理などにかかわる事柄については、専門家(主治医など)の指示にしたがうこと特にインターネットなどで情報を得た薬やサプリなどに飛びつくことだけは絶対にダメ ですよ!