投稿日時: 01/27
jimy
日本財団ジャーナル掲載の記事。
2022年、国連が日本に対し分離教育を止めるように勧告しました。この「分離教育」とは、難病や障害のある子どもとそうではない子どもを切り離し、別々の環境で教育する仕組みのこと。障害のある子どもにとって、人生経験や人間関係、社会経験の機会を奪ってしまう可能性があるからです。そこで新たな考え方として導入されつつあるのが、障害や病気の有無、国籍や人種、宗教、性別といったさまざまな違いや課題を超えて、全ての子どもたちが同じ環境で一緒に学ぶ「インクルーシブ教育」です。多様な子どもたちが地域の学校に通い、共に過ごす。そのことで、自分とは異なる個性や価値観を受け入れる心を育み、誰もが活躍できる共生社会の実現を促します。
多様な子どもたちが共に学ぶ「インクルーシブ教育」。いま、子どもたちになぜ必要か?