日本ダウン症協会 コロナ渦での提言

投稿日時: 2020/08/09 jimy

公益財団法人日本ダウン症協会では、新型コロナウイルス感染症の感染者数に惑わされず、しっかりと備えておこうと提言しています。

厚生労働省の事務連絡では「・障害児が新型コロナウイルス陽性の保護者と濃厚接触した場合に、検査結果が陰性であった場合などは、基本的に自宅待機。保護者の代わりに親族等に障害児の養育や健康管理をお願いすることもある。・在宅生活の支援は、普段利用している障害児通所支援事業所が家庭の状況を把握し、電話その他の支援を行なう。また、相談支援事業所などと相談し、訪問看護や居宅介護などの利用も検討する。訪問系サービスの支給量の決定については都道府県には柔軟に対応いただきたい。・養育が可能な親族等がいない場合は、障害児入所施設等の短期入所支援事業の利用や一時保護所での保護などが考えられる。また、保護者の入院先の医療機関へ児童を一時保護委託することも考えられる。」としています。
新型コロナウイルス感染症(COVID‐19)の感染者数(陽性者数)にまどわされず、今日あなたが”いま”気を付けることができること、また準備できることについて、情報を集め、動いてみてください。行政よりは、まず地域のかかりつけ医、それと相談支援事業所に相談するのもいいかもしれません。地域によっては民生委員児童委員さんとつながるのもいいですね。「わたしの健康パスポート」を書き、手洗いの方法を絵であらわしたプリントを壁に貼る、いざというときに買い出しに行ってもらえる近所の方とつながっておく、など、テレビやメディアにただ不安がるのではなく、状況に応じて準備しておく、これは地震その他の災害に向けての準備にもなります。わたしの健康パスポートを利用して、普段からしっかりと備えておきましょう。
参考 きょうされんのまとめ