投稿日時: 04/22
jimy
NEWSポストセブン掲載の記事。
「18トリソミーの子は、体が弱いので手術に耐えられません」「うちの病院では手術はしません」──検査を終えて診察室に移動した夫婦に、医師はそう言い放った。妻は絶望的な気持ちになったが、同時に医師の冷たい言葉に反発を覚えた。そして、夫婦はいくつもの山を乗り越えていくこととなる。小児外科医で作家の松永正訓さん(62才)は、この夫婦の物語を『ドキュメント 奇跡の子』(新潮新書)としてまとめた。夫婦の歩んだ軌跡を通して、“我が子に対する家族の愛情”について考えてみたい。
前編 《重い病気を持った子を授かった夫婦の軌跡》医師は「助からないので、治療はしない」と絶望的な言葉、それでも夫婦は諦めなかった
後編 【18トリソミーの子を授かった夫婦の物語】障害を持った赤ちゃんを産み、育てる過程で芽生える“利他”の心