メディア情報 「着替えに30分かかるのであれば、それでいい」…「重度の認知症」の人たちが暮らすオランダの村を訪ねて考えたこと

投稿日時: 2022/09/15 jimy

Yahooニュース/ヨミドクター掲載の記事。
イロイさんの「社会に参加する」という発言を理解するには、「障害とは、社会への参加を制限されること」と捉えるWHO(世界保健機関)の障害の社会モデルという考え方を知っているとよいでしょう。WHOは2001年5月から、障害を「医学モデル」ではなく、「社会モデル」で捉えています。「医学モデル」とは、たとえば脚の機能障害で歩行が困難な場合、リハビリや治療などの医学的アプローチをすること、いわば従来の障害の捉え方です。一方、「社会モデル」では、脚の機能に障害があっても車椅子を支給したりスロープを完備したりして社会環境を整えれば、社会への参加は制限されず、障害ではないと考えます。
「着替えに30分かかるのであれば、それでいい」…「重度の認知症」の人たちが暮らすオランダの村を訪ねて考えたこと